VW ブランド世界乗用車販売、4%増の49万台…7月

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新型フォルクスワーゲン ゴルフ
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欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲングループは8月12日、7月のフォルクスワーゲンブランド(乗用車)の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は約49万1600台。前年同月比は4%増と、11か月連続で前年実績を上回った。

2014年1-7月の市場別販売は、最大市場の中国(香港を含む)が、前年同期比17.9%増の約160万台。中国を含めたアジア太平洋地域では、16.2%増の172万台以上を売り上げる。

一方北米は、前年同期比8%減の33万4000台と、引き続き減少傾向。このうち米国は、前年同期比13.6%減の20万9700台にとどまった。

信用不安からの回復傾向を示している欧州は、前年同期比2.9%増の約100万台。このうち、西欧(ドイツを除く)は、5%増の51万7200台。地元ドイツも3.7%増の34万0700台と、プラス基調にある。しかし、ロシアは前年同期比15.7%減の7万6400台と、減少が続く。

2014年1-7月のフォルクスワーゲンブランド(乗用車)の世界新車販売台数は、約356万台。前年同期比は3.8%増だった。同社のクリスティアン・クリングラー営業担当取締役は、「2014年下半期(7-12月)の好調なスタートは喜ばしい限り。アジア太平洋に西欧が続いた。しかし、いくつかの市場は、引き続き厳しい」と述べている。

《森脇稔》

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