GST導入準備のトレーニング、セクター別に実施…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

マレーシアの税関は10月から、セクター別に物品・サービス税(GST)の導入準備のためのトレーニングを提供する計画を明らかにしている。ニュー・ストレーツ・タイムズが報じた。

トレーニングの参加企業の数は限られているため、早期に登録した順番に優先的にプログラムに参加することができる。

税関のGST担当責任者のスブロマニアム・ソラシー氏は、GST導入の準備が出てきていない企業向けにトレーニングを提供することで導入の成功につなげたいとコメント。プログラムではサービス業や小売、輸送など19のセクターに分けてそれぞれのセクターに関する事柄やその対応などに関して支援を提供する。

13日の時点で税関のGSTシステムに登録を済ませた企業の数は1万127社で、その80%が製造業やサービス業などに携わる中小企業(SME)。税関は9月末までに12万3000社の登録を受けることを目標としている。

税関は企業向けのGSTガイドブックを作成しており、16日に初版の1000冊の無料配布を開始する。英語版やバハサ・マレーシア(マレーシア語)版を作成しており、今後その他の言語で書かれたガイドブックも発行する可能性があるという。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. トヨタ『ハイラックス』新型、まずはディーゼルの5グレードを豪州発売…約355万円から
  3. メルセデスベンツ、新型電動ミニバン『VLE』を2026年3月世界初公開へ
  4. トヨタ『RAV4』新型、ジェイテクトの協調操舵技術「Pairdriver」初搭載
  5. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  6. 「初代エンブレム エモい」ホンダ『ステップワゴン』が30周年! 特別仕様車にSNSで感動の声
  7. 『頭文字D』『MFゴースト』『昴と彗星』が東京オートサロン2026に集結、AE86・BRZ・86を展示
  8. 21世紀史上最高の快音マシン “レクサス LFA”が復活!V12のF1エンジンを搭載したF50も登場、ホットウィールの新製品が熱すぎるPR
  9. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  10. スズキの新型Vツイン・アドベンチャー『SV-7GX』の新動画が公開! スペック&エンジン音をチェック
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る