タイ軍政トップが首相就任「組閣は10月末までに」
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プラユット司令官は25日、バンコクの陸軍司令部で任命書を受領し、正式に首相に就任した。
プラユット首相は就任後の演説で、汚職取り締まりや政治改革に取り組むと述べ、遅くとも10月中に組閣を終える考えを示した。
プラユット内閣の主要閣僚について、大手テレビ局チャンネル3は、プラユット首相が国防相を兼任するほか、プラジン空軍司令官が副首相兼運輸相、ナロン海軍司令官が副首相兼教育相、タナサク国軍最高司令官が副首相兼外相、アヌポン前陸軍司令官が内相、王族のプリディヤトン元副首相・元タイ中央銀行総裁が副首相兼財務相、ナロンチャイ元商務相がエネルギー相、ナロン保健次官が保健相の候補に上がっていると報じた。
〈プラユット・ジャンオーチャー〉
1954年、東北部ナコンラチャシマ県生まれ。陸軍士官学校23期卒。シリキット王妃の親衛隊である第21歩兵連隊長、王妃の近衛師団である第2歩兵師団(東部プランジンブリ県駐屯)司令官、陸軍第1管区司令官を経て、王党派、反タクシン元首相派のアピシット政権(2008―2011年)当時の2010年に陸軍司令官に就任。今年5月22日にクーデターを起こし、タクシン派政権を倒して全権を掌握した。通称は「トゥー」で、「ビッグ・トゥー」と呼ばれることが多い。
タイ軍政トップが首相就任 「組閣は10月末までに」
《newsclip》
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