スズキ キザシ、米国でリコール…原因はクモの巣

自動車 ビジネス 海外マーケット
スズキ キザシ
スズキ キザシ 全 3 枚 拡大写真

2012年秋、米国の四輪車市場からの撤退を発表したスズキ。同社が過去に米国で販売した車両について、リコール(回収・無償修理)を行う。

これは8月27日、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。「スズキの米国法人、スズキモーターオブアメリカから、『キザシ』のリコールの届け出を受けた」と公表している。

今回のリコールは、クモの巣が原因。燃料の通気管にクモが巣を張るトラブルが発生。最悪の場合、空気の通りが悪くなることでガソリンタンク内の圧力に異常をきたし、燃料タンクに亀裂が入るなどして火災を起こす恐れがある。

リコールの対象となるのは、2010-2013年モデルのキザシ。米国で販売された1万9249台が、リコールに該当する。

スズキモーターオブアメリカは、対象車を保有する顧客に連絡。燃料の通気管にクモが入り込むのを防ぐために、フィルターを装着したり、クモの巣が見つかった場合、燃料タンクを交換するリコール作業を行うとしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの新型『RAV4』、SNSでの注目は「GRスポーツ一択」 ファンの気掛かりは…
  2. 新たな高級車ブランド誕生に熱視線!BMWベースの斬新デザインに「これはカッコいい」
  3. パワーもレスポンスも爆上がり! プロが薦める“触媒交換”という最終兵器~カスタムHOW TO~
  4. スズキ『スイフト』5万6000台リコール…走行中にエンストのおそれ
  5. ジープの最小モデル『レネゲード』が2027年にフルチェン! これが市販型デザインだ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  2. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
  5. スズキ『スイフト』の生産停止、6月6日まで延長
ランキングをもっと見る