ルノー カングー コンフィチュール、現行モデル初のサンルーフを装着した理由

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ルノー・カングーコンフィチュール
ルノー・カングーコンフィチュール 全 8 枚 拡大写真

8月29日より、ルノー・ジャポンが発売を開始した限定車『カングーコンフィチュール』のカラーは、現在のカタログ色にはないため、現地工場で専用に手で塗られたものである。

そう話すのは、同社マーケティング部チーフプロダクトマネージャーのフレデリック・ブレンさん。また、今回は“クルール”ではなく“コンフィチュール”というネーミングになった理由について、「クルールの基本は、過去も含めて日本でカタログ色になったことがないカラーをメインにしているのに対し、今回の2色はいずれも過去にはカタログにあったカラーなので、テーマである果物のラズベリー(ルージュパボ)とカシス(ブルーボルガ)に合うネーミングからコンフィチュール(フランス語でジャムの意)となった」と説明。

コンフィチュールは、「フランス人が毎朝パンに塗るなどして食べているもの。また、週末はクレープの上に塗ったりもしている。そして、夏のシーズンになると、週末に森の中へ行き、ラズベリー狩りなどをして、その日のうちにコンフィチュールを作っている」という。

今回、現行カングーとして初めてサンルーフを装着したのは、「太陽が降り注ぐ明るいインテリアのイメージと、太陽がないと果物は生まれてこないというつながりから発想している」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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