【新聞ウォッチ】「実行実現」の第2次安倍改造内閣発足、経産相には40歳の小渕優子氏起用

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安部晋三首相(参考画像)
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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2014年9月4日付

●安倍改造内閣「実行実現」へ重厚布陣、経済・地方創生に全力、女性5人最多並ぶ(読売・1面)

●アベノミクスの浮力? 改造内閣、早くも正念場(朝日・9面)

●新日鉄住金名古屋で火災、安全抜本策後回し(朝日・11面)

●パナ、高級音響に再挑戦(朝日・11面)

●自動車協議日米が再開(毎日・8面)

●市場好感進む円安株高、年金運用法人の改革念頭(産経・11面)

●中国新車販売マツダ24%増、8月(日経・15面)

●ガソリン店頭価格、2か月ぶり167円台、7週連続値下がり(日経・20面)

ひとくちコメント

第2次安倍改造内閣が発足した。安倍晋三首相は党役員人事と内閣改造を実施後、記者会見では「改革はまだ道半ば。引き続き経済最優先で、デフレからの脱却を目指し成長戦略の実行に全力を尽くす」と述べ、「実行実現内閣」と位置付けたという。

きょうの各紙は「内閣改造」の関連ニュースがてんこ盛り。全紙とも1面トップ記事で報じ、内閣の顔ぶれをカラー写真付きで掲載したほか、例えば、朝日は2面に「首相1強危うさ同居」、3面に「待ち受ける政策課題」、4面に「女性活躍改造の柱」など、18面の社説を含めて、第2次安倍改造内閣の話題がなんと10ページに及んでいる。

新閣僚のうち、自動車など産業界との関係が深い経済産業相には、下馬評では「幹事長」のサプライズも浮上したという40歳の小渕優子氏が起用された。アベノミクスの成長戦略で柱に掲げた「女性の活用」の注目閣僚の一人だ。

就任後の初会見では、「安倍総理から指示を受けた」という福島原子発事故対応と再稼働問題が中心のようだったが、日本経済を強くする好循環をしっかりつくり上げることも大きな課題である。

「自民党内には『実力以上に優遇されてきた』との声があるだけに、真価が問われる再入閣」(毎日)との評もあり手腕は未知数。まずはお手並み拝見である。

《福田俊之》

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