韓国ヒュンダイモーター傘下のキアモーターズは9月5日、8月の世界新車販売の結果を公表した。総販売台数は22万8277台。前年同月比は1.5%増と、8か月連続で前年実績を上回った。
8月の市場別実績は、北米が前年同月比3.9%増の6万1820台と、2か月連続で増加。中国は5万0162台を売り上げ、前年同月比は17.3%増と、好調が持続する。
一方、回復傾向にあった欧州は8月、前年同月比7.6%減の3万8369台と、3か月連続のマイナス。地元韓国は、7.7%減の3万6003台と、2か月ぶりに減少。その他の世界市場では8月、合計で4万1923台を売り上げ、前年同月比は0.5%減だった。
車種別の8月実績では、入門コンパクトカーの『リオ』(『K2』)が3万6565台で最量販車に。小型セダン&クーペの『フォルテ』(『K3』)が、3万3962台で続く。小型SUVの『スポーテージ』は2万9287台。ミッドサイズセダンの『オプティマ』は2万5428台。小型トールワゴンの『ソウル』は、1万9487台を販売する。
キアモーターズの2014年1-8月世界新車販売台数は、前年同期比3.8%増の191万0969台。同社は2013年、過去最高の274万6643台を販売。前年比は1.4%増だった。