ホンダエアの藤野社長、航空工学革新賞受賞…エンジン配置形態などの技術が評価

航空 企業動向
ホンダ・エアクラフトカンパニーの藤野道格社長
ホンダ・エアクラフトカンパニーの藤野道格社長 全 6 枚 拡大写真

ホンダは、ホンダジェット開発責任者である藤野道格ホンダ・エアクラフト・カンパニー社長が、ロシアで開催されたICAS会議で「航空工学革新賞」を受賞したと発表した。

ICASは、航空科学/工学分野での知識の進化や協力を促し、その発展を図る団体で、「International Council of the Aeronautical Sciences」の略称。

今回の受賞では、主翼上面エンジン配置形態など、革新的な技術の採用で、クラス最高水準の巡航速度、燃費、客室・荷室の広さを実現した「ホンダジェット」の研究・開発に貢献し、航空業界における新たな設計コンセプトを実現したことが評価された。

ロシアのサンクトペテルブルグで開催されている第29回ICAS会議で、現地時間9月9日に藤野氏による記念講演が行われた。授賞式では「ホンダは、ビジネス航空業界における新たなスタンダードとなるべく最先端の航空機を設計することを目指してきた」とコメントした。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  3. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  4. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  5. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る