金融包摂同盟(AFI)がクアラルンプール(KL)に常設本部を置くことを決定した。トリニダード・トバゴのポート・オブ・スペインで開催された2014年世界政策フォーラムにおいて公表されたものを、ザ・スターが伝えている。
ブラジルやメキシコ、トルコなどから出されていた本部設置招致を抜いて、中央銀行バンク・ネガラ・マレーシアの提案が選ばれた。
AFIは80 カ国以上の途上国及び新興国の中央銀行や金融規制監督機関等からなる同盟で、完全に独立した組織として今回常設本部の設置が決まった。
バンク・ネガラのゼティ・アクタル総裁は、AFIやその加盟機関と協力して金融サービスへのアクセスを改善するための政策実行に向けて努力するとコメントした。