シンガポールも連絡道通行料金値上げへ…10月1日より両国合わせて33リンギに

エマージング・マーケット 東南アジア

シンガポール運輸省は10月1日より、シンガポール-ジョホールバル(JB)を結ぶコーズウェイ(連絡道)の通行料金を値上げすると発表した。

自動車はシンガポールを出国する際に1.20シンガポール(S)ドル(3.03リンギ)かかっていたが、3.80Sドル(9.62リンギ)に引き上げられる。またこれまで無料だったシンガポール入国時も、シンガポール側で2.70Sドル(6.80リンギ)徴収される。

これに先立ちマレーシア側も8月1日付けで値上げしており、マレーシアに入国する際にのみ料金が2.90リンギかかっていたが、これを9.70リンギに引き上げ、これまで無料だった出国の際の料金を6.80リンギとした。往復で従来の5倍となる16.50リンギかかることになったため、コーズウェイの通行量が減少している。

10月からシンガポール側も値上げすることになったため、マレーシア側で徴収される分も含めて往復の料金は2倍の33リンギに増加することになり、マレーシア-シンガポール間を行き来する自動車台数が減少すると見込まれる。シンガポールで勤務するマレーシア人は、さらに二輪車や公共交通機関に切り替えると予想されている。

広瀬やよい

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. ホンダ『ヴェゼル』、新グレード「RS」先行予約開始…10月発売へ
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  5. 生まれ変わった三菱『エクリプス クロス』にSNSでの反応は!? ルノーOEMのEVに「日本はどうなる?」
  6. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  7. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  8. メルセデスベンツ、EVで双方向充電を2026年から開始…新型『GLC』が第1弾
  9. フィアットのピックアップトラック『ストラーダ』、ブラジル生産250万台達成
  10. 【ヤマハ YZF-R25 試乗】街では優しく、峠では刺激的。熟成された250ccスポーツの「二面性」…伊丹孝裕
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る