ダンガイ・ベイでのニュータウン計画を延期…中国企業の圧迫懸念 シンガポール

エマージング・マーケット 東南アジア

シンガポールに拠点を置く不動産開発業者キャピタランドは、ジョホール州南部開発地域「イスカンダル・マレーシア」のダンガイ・ベイにおける新たなタウンシップ開発プロジェクトの第1期の発表を遅らせると明らかにした。

中国の不動産開発業者が多くの開発プロジェクトを手掛けており、市場が圧迫を受けるとの懸念を受けた決断。イスカンダル地域での住宅購入需要も収まりつつあることから、計画内容を見直すという。

キャピタランドは他の開発計画も縮小する方針で、900ユニットのコンドミニアム建設プロジェクトも見直す。

一方、アライアンスDBSリサーチのバーナード・チン氏は、イスカンダル地域の不動産市場について、高層物件は供給が需要を超えているのが現状で全体的には減速傾向にあるが土地付き住宅には安定した需要が集まっているとコメント。エコ・ワールド・デベロップメント・グループやイースタン&オリエンタルなどが開発する土地付きの新築物件は特に人気があると述べた。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
  6. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  7. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
  8. 「ジムニー顔」モチーフの新作ドリンクホルダーが登場、ネイティブ風オルテガ柄がカワイイ
  9. V8エンジン搭載のレクサスセダン『IS500』がクライマックス! 950万円の特別仕様を発売
  10. 日産 リーフ 新型、室内に用意された「Engawa 緑側」とは?
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る