ダンガイ・ベイでのニュータウン計画を延期…中国企業の圧迫懸念 シンガポール

エマージング・マーケット 東南アジア

シンガポールに拠点を置く不動産開発業者キャピタランドは、ジョホール州南部開発地域「イスカンダル・マレーシア」のダンガイ・ベイにおける新たなタウンシップ開発プロジェクトの第1期の発表を遅らせると明らかにした。

中国の不動産開発業者が多くの開発プロジェクトを手掛けており、市場が圧迫を受けるとの懸念を受けた決断。イスカンダル地域での住宅購入需要も収まりつつあることから、計画内容を見直すという。

キャピタランドは他の開発計画も縮小する方針で、900ユニットのコンドミニアム建設プロジェクトも見直す。

一方、アライアンスDBSリサーチのバーナード・チン氏は、イスカンダル地域の不動産市場について、高層物件は供給が需要を超えているのが現状で全体的には減速傾向にあるが土地付き住宅には安定した需要が集まっているとコメント。エコ・ワールド・デベロップメント・グループやイースタン&オリエンタルなどが開発する土地付きの新築物件は特に人気があると述べた。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ホンダ『シビック』、米国初のハイブリッドは200馬力…「タイプR」以外では最強
  2. 6年ぶりビッグネーム復活!? 新開発のV12エンジンが搭載されるフラッグシップGTとは
  3. ジープの小型SUV『アベンジャー』、PHEVの「4xe」を間もなく発表へ
  4. 水平対向8気筒エンジン搭載バイクは世界唯一、中国長城汽車の「SOUO」ブランドが発表
  5. テスラが社名変更、エネルギー事業拡大へ
  6. トヨタ『シエンタ』対応の「車中泊キット」一般販売開始
  7. “10年先を行く”究極のハイパフォーマンスホイール、レイズ『グラムライツ 57NR』の技術革新と魅力の全貌PR
  8. VWの小型ミニバン『キャディ』、改良新型を生産開始…5月末ドイツ発売へ
  9. KGモーターズ、超小型モビリティの車名を『mibot』と発表
  10. BMWが14車種の新型車を発売へ…『X3』や『1シリーズ』に新型 2024年
ランキングをもっと見る