熱海の海と街をバックにクラシックカー300台が整列…東京からの送迎バスも旧車

自動車 ビジネス 国内マーケット
熱海HISTORICA G.P.2014開催
熱海HISTORICA G.P.2014開催 全 16 枚 拡大写真

9月27日から28日にかけて、クラシックカー展示イベント「熱海HISTORICA G.P.2014」が開催された。主催は熱海HISTORICA G.P.実行委員会。

これまで1日での開催(翌日は一部参加者のみ早朝のヒルクライムを開催)だったが、第3回目となる今回からは、翌日も熱海市内での車両展示を行うことになった。

初日はこれまでと同様、長浜海浜公園(静岡県熱海市)に300台近い車両を展示。会場には、地元熱海市長や熱海警察署所長も来賓として駆けつけたほか、周辺の旅館なども積極的に出店。多くの来場者とともに賑わいを見せた。

さらに、熱海への集客につながればと、東京からチャーターバスを運行。このバスも1981年式日野『RC701P』で、このイベントにエントリーした車両でもあった。

翌朝は恒例となった、“Red Tail Hill Challenger’s cup”と題したヒルクライムだ。これは速さを競うのではなく、1回目と2回目の走行タイムの誤差を競うもので、今回のトップの誤差は0.5秒という驚異的なものであった。

さて、2日目はマインスパあたみと熱海港臨港道路へ会場を移し、100台ほどの車両展示だ。マリンスパあたみと熱海港臨港道路間は無料送迎バスを運行するという配慮がなされた。家族連れを含む数多くの来場者が訪れ、クラシックカー越しに眺める熱海の海と街並みを楽しんでいた。

来年も9月26日から27日にかけて開催する予定だという。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  2. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 『GRカローラ』『フリード』『ソリオ』の走りを変える! ブリッツの「スロコン」「スマスロ」が適合
  5. ホットハッチの名車『205 GTi』の再来、『E-208 GTi』にSNS興奮!「ヤバいホイール」などデザインにも熱視線
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  5. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
ランキングをもっと見る