イスラム国ジハード参加予定の3人、Facebookで勧誘されていた…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

イスラム過激派組織「イラクとシリアのイスラム国(ISIS、イスラム国)」のジハード(聖戦)に参加しようとしていた3人が25日に拘束された事件で、わずか3カ月前にフェイスブックを通じて勧誘を受けたばかりであることが分かった。

3人はセランゴール州クランにあるメンバーの家で「世話人」と何度か会い、シリア渡航の予定をたてるためのミーティングを開いた。尾行されないようにクランの家に行く際には異なるルートを使っていた。

警察はISISの旗とパソコンを押収し、すでに3人を勧誘した人物も特定しているという。これまでのところ、3人がマレーシアを標的にした計画をたてていた証拠はみつかっていない。

逮捕されたのはパハン州出身の建築家とペルリス州出身の技術者、クランタン州出身の商店主で、トルコに向けて出発するためにクアラルンプール新国際空港(KLIA)に現れたところを警察本部対テロリスト部によって拘束された。年齢は26~42歳で、トルコ経由でシリアに入る計画だったとみられる。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 新型アウディ『Q3』のインテリアを公開、「コラム式シフト」と新デジタルコックピットが目玉に
  2. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 2.5Lエンジンを搭載する『インプレッサ』登場、米2026年モデルに「RS」
  5. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  6. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  7. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  8. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
  9. 新世代MINI『クーパー』と『エースマン』に全身ブラックの「モノクローム」登場
  10. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る