乗用車のタイヤが脱落、歩道の女児を直撃

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26日午後4時15分ごろ、鹿児島県鹿児島市内の国道10号を走行中の乗用車からタイヤ1本が脱落。約200m滑走して歩道に乗り上げ、歩いていた8歳の女児に衝突する事故が起きた。この事故で女児が打撲などの軽傷を負っている。

鹿児島県警・鹿児島中央署によると、現場は鹿児島市清水町付近。走行中の乗用車から右後輪タイヤ1本が脱落。タイヤは斜行するように対向車線側へ進入して約200m滑走。道路右側の歩道に乗り上げ、歩道を歩いていた8歳の女児に直撃した。

女児はタイヤと衝突した弾みで転倒。顔や腕などを打撲する軽傷を負った。警察はクルマを運転していた同市内に在住する40歳の男性から道路交通法違反(整備不良)容疑で事情を聞いている。

クルマは1998年製。ホイールを固定する5本のボルトがすべて折れ、ホイールごと脱落していた。タイヤとホイールを合わせた重さは約18kgだった。警察では金属疲労が進んでいたものとみて、事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

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