韓国キアモーターズ(起亜自動車。以下、キア)は9月29日、フランスで10月に開催されるパリモーターショー14でワールドプレミアする『リオ』の2015年モデルの画像を公開した。
リオは、キアの最量販車であり、グローバル主力コンパクトカー。2013年は、全世界で年間およそ47万1000台を売り上げた。欧州ではBセグメントに属し、2013年は年間5万6821台を販売している。現行型は4世代目で、2011年にデビュー。
デビューから3年を経て登場したリオの2015年型では、内外装を中心に変更を実施。外観は、フロントバンパーやフォグランプをはじめ、キア独自の「タイガーノーズ」と呼ばれるフロントグリルを、最新版に変更し、表情を一新した。15、16、17インチと3種類のアルミホイールも新デザイン。
室内は、ダッシュボード中央のオーディオを、デザイン変更。クロームのアクセントも追加した。オプションのナビゲーションは、機能性を向上。モニターも7インチの最新版にアップデートする。
欧州向けのエンジンは、最大出力75psから109psまで、4種類。FF駆動で、トランスミッションは6速MTまたは4速ATを組み合わせる。2世代目のアイドリングストップも、オプションで選択可能。欧州では2015年初頭、販売を開始する予定。生産は、韓国で行われる。