京セラコミュ、マレーシアのプロペルを子会社化

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシアの首都クアラルンプール(イメージ)
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京セラコミュニケーション・システムは1日、子会社のKCCSモバイル・エンジニアリングがマレーシアのプロペル・ネットワークに増資し、子会社化すると発表した。

京セラコミュニケーション・システムは、日本において移動体無線基地局のオプティマイズ(通信ネットワークの最適化)から施行・運用・保守を行う通信エンジニアリング事業を展開しているが、東南アジア市場進出の足がかりとして2012年にプロペル・ネットワークの株式30%を取得していた。

マレーシアにおいて多くの通信業者がロング・ターム・エボリューション(LTE)への移行を計画しており、システム移行のためのインフラ構築やデータトラフィック増加対策に向けた設備投資が見込まれている。このような背景から京セラコミュニケーション・システムは、通信エンジニアリング事業の本格展開を図るため、プロペルネットワークの株式80%まで取得し、子会社化した。

京セラコミュニケーション・システムは今後、プロペル・ネットワークを通じて、アジア地域のモバイル・ワイヤレス・ネットワークのインフラ構築に貢献して行く方針だ。

広瀬やよい

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