アウディ ジャパンは、レーザーハイビームを搭載した限定モデル『R8 LMX』を6台限定で日本に導入すると発表した。WEC第6戦(10月11日・12日)が開催される富士スピードウェイで日本プレミア展示を行い、納車開始は2014年10月中旬以降を予定。
レーザーハイビームはルマン24時間耐久レースに参戦したアウディ『R18e-トロン・クワトロ』用に開発されたもの。ヘッドライトにつき1つのレーザーモジュールが、オールLEDヘッドライトの2倍の範囲で光を照射する。車速60km/h以上で稼働し、LEDハイビームを補完。視認性と安全性を大幅に向上させる。
パワーユニットは、最大出力570psを発生する直噴5.2リッターV型10気筒と7速Sトロニックの組み合わせ。クワトロフルタイム4WDシステムにより、0-100km/h加速3.4秒、最高速320km/hの性能を発揮する。
また、ボディカラーに特別色のマコウブルークリスタルエフェクトを採用するほか、バケットシートをファインナッパレザー仕様とするなど、内外装も特別仕様としている。
R8 LMXは世界99台限定で、そのうち6台を日本導入。価格は2905万円。