フェラーリ エンツォ 手掛けた奥山清行作のメガネは日本の匠の結晶

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奥山清行がデザインした「ケン オクヤマ アイズ」のメガネフレーム(チタン/8万3,000円)
奥山清行がデザインした「ケン オクヤマ アイズ」のメガネフレーム(チタン/8万3,000円) 全 6 枚 拡大写真

10月15日から28日まで伊勢丹新宿店本館、メンズ館で開催される「ジャパンセンセィズ(JAPAN SENSES)」期間中、本館7階のメガネサロンに、「ケン オクヤマ アイズ(Ken Okuyama EYES)」のメガネフレームが約50種類登場する。同ブランドのメガネは常時10から15種類の品ぞろえがあるが、ここまで豊富な種類が一堂に会すのはこの機会だけだという。

デザインを手掛けるは、フェラーリやマセラティなどの他、秋田新幹線、北陸新幹線、SL銀河なども手掛けた工業デザイナー。メガネの設計も人間工学に基づいて行い、無調整の状態でもフィット感がよくなるよう工夫しているのが特徴だ。

また、大量生産するメガネはキャストで作る(型に流し込んで成型する)のに対し、ケン オクヤマ アイズは高圧プレスをかけて形を作るため、時間と手間が通常の何倍も掛かっている。これにより、他に類を見ない素晴らしい掛け心地と強度を両立させているのだ。

今回の品ぞろえのうち最も高額なものは、福井県鯖江市で作られたメガネに、新潟県燕市の職人が手磨き処理したジュラルミンのフロントを施したKO-210モデル(9万3,000円)。テンプルの表面仕上げは、すべてヘアライン仕上げとなっているが、これはポリッシュ仕上げの表面のキズなどを防止するための処理だ。

立体的ディテールまで美しい、ボリューミーなフロントに、鯖江の職人の匠の技を垣間見ることができるKO-303(8万3,000円)は、フロントとテンプルが異素材であることを感じさせない高精度のフォルムが魅力。

樹脂テンプルを使いながらも、細身なデザインでフレーム全体の軽さや掛け心地の良さを実現したKO-209モデル(8万3,000円)は、しなやかな曲線美を描く。

建築物の構造体からイメージした「トラス形状」を取り入れてデザインしたKO-209モデル(8万3,000円)は、ツーポイントでありながらも強度に優れている。ブリッジとヨロイの上面抜き形状は、かける人の個性をさらに引き出してくれそうだ。

いずれのモデルもカラーバリエーション豊富で、約7から8色の用意があるので、好みのデザインを見付けたら、ゆっくりと時間を掛けて全色試着して、「お気に入りの一本を選ぶ時間」も存分に楽しんでほしい。

フェラーリ手掛けるデザイナー奥山清行のメガネが新宿伊勢丹に登場

《松本玲子》

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