全国の自治体が気にするランキング…魅力的な市、第1位は函館

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 ブランド総合研究所は10月6日、「地域ブランド調査2014」の調査結果を発表した。もっとも魅力的な市区町村は函館市、都道府県別では北海道が6年連続で1位。最下位は2年連続で茨城県だった。世界文化遺産登録で、富岡市の情報接触度が前年に比べて上昇した。

 「地域ブランド調査」は2006年から年に1回実施し、今回で9回目。対象は全790市(2014年4月末現在)と東京23区、および地域ブランドへの取組みに熱心な187の町村を加えた計1,000市区町村と47都道府県。各地域に対し、魅力度など全74項目の設問を設けて、地域のブランド力を消費者が各地域に抱く魅力を数値化した。調査はインターネットを使い、20~60代31,433人を対象に年齢や地域人口の分布に合わせて集計した。

 市区町村で1位の函館は、回答者の77.9%が「魅力的」だと回答。2位は前年3位だった札幌市、前年1位だった京都市は3位だった。4位は小樽市、5位は横浜市で、ベスト5に北海道の3市がランクインした。

 都道府県別の調査では、1位が北海道で2009年の都道府県を調査対象に加えて以来6年連続。2位は京都府、3位は沖縄県、4位は東京都、5位は神奈川県で、1位から9位までの順位は前年と変動はなかった。最下位だったのは、2年連続で茨城県の結果に。魅力度に相関性の高い観光意欲度も6年連続で最下位だった。一方で、県出身者による県への愛着度は前年よりも高い結果になった。

 今年6月に世界文化遺産登録に決定した「富岡製糸場と絹産業遺産群」を擁する富岡市への情報接触度が前年に比べて上昇。順位も501位から26位にランクアップ。しかし、群馬県の魅力度ランキングは46位と、世界遺産の効果は限定的という結果になった。

 調査の結果はホームページで見ることができる。

魅力的な街1位は函館、最下位は茨城県…地域ブランド調査2014

《田中志実》

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