『頭文字D』の迫力映像手掛けたサンジゲンも参画する新鋭制作会社

エンターテインメント 映画・ドラマ・映像作品
サンジゲンとサミーの技術が融合 CG映像の新制作会社ギャラクシーグラフィックス設立
サンジゲンとサミーの技術が融合 CG映像の新制作会社ギャラクシーグラフィックス設立 全 1 枚 拡大写真

サンジゲン、Ordet、トリガー、ライデンフィルムと複数のアニメ・CG制作会社を統轄する株式会社ウルトラスーパーピクチャーズは、10月10日付で5番目の映像制作会社を立ち上げた。ウルトラスーパーピクチャーズと遊技機メーカーの大手サミーは、共同出資で株式会社ギャラクシーグラフィックスを設立したことを発表した。
新会社は定評のあるサンジゲンのアニメCGの技術や表現と、サミーの持つ遊技機開発のノウハウを融合させる。新しい映像表現に挑戦する映像制作ラインを確立させるとしている。

新会社は資本金7500万円、ウルトラスーパーピクチャーズが51%、サミーが49%を出資する。本社はウルトラスーパーピクチャーズのほかサンジゲン、トリガー、ライデンフィルムが拠点を持つ東京都杉並区上荻のインテグラルタワーとなる。
代表取締役はウルトラスーパーピクチャーズ代表取締役、サンジゲン代表取締役の松浦裕暁氏、またウルトラスーパーピクチャーズ取締役でグッドスマイルカンパニー代表取締役の安藝貴範氏、サミー執行役員クリエイティブオフィサーの徳村憲一氏らも取締役に就任する。

アニメ制作と遊技機開発メーカーの取り合わせは、一般の人には分かりづらいかもしれない。しかし、近年、遊技機の映像やコンテンツとしての世界観・シナリオは急速に高度化している。アニメ、CG制作と技術的には近く、遊技機の映像パートの制作をアニメスタジオが受託しているケースも少なくない。
ギャラクシーグラフィックスはこうした領域に目をつけて、この分野での映像制作ノウハウを高める狙いがありそうだ。ギャラクシーグラフィックスは、11月頃に人材募集を開始して取り組みを広げる予定だ。さらに中長期的な人材確保と育成、それによる映像制作ラインの強化を目指すとしている。

ウルトラスーパーピクチャーズ
http://uspi.jp/
サミー 
http://www.sammy.co.jp/japanese/company/

サンジゲンとサミーの技術が融合 CG映像の新制作会社ギャラクシーグラフィックス設立

《animeanime》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  3. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. レクサス『LBX MORIZO RR』、イエロー映える限定車「Original Edition」価格は730万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る