ノンステップバス台数6.4%増、福祉タクシーが0.9%増…2013年度末現在

自動車 社会 行政

国土交通省は、2013年度末現在の自動車交通関係移動等円滑化実績を公表した。

2006年12月にバリアフリー新法が施行され、バス、タクシーなどの各事業者による車両や施設のバリアフリー化が求められている。2013年度末における乗合バス、バスターミナル、福祉タクシーによる移動の円滑化実績について、調査した。

2013年度末の主な実績は、ノンステップバス車両数が前年度末比6.4%増加の1万9883台となった。対象車両数は4万5329台で、ノンステップバスの比率は43.9%となり、同2.9ポイントアップした。

スロープまたはリフト付バスは、対象台数1万4488台に対して559台と、対象全体の3.9%にとどまっている。

バスターミナル154施設のうち、段差が解消されている施設数は、87施設で、前年度末から2施設増えた。1日3000人以上の利用者がいる施設で段差が解消されている割合は82.0%だった。

福祉タクシー車両数は、同0.9%増の1万3978台となった。このうち、軽自動車が5121台だった。

内訳は寝台専用車が520台、車椅子専用車が1万0304台、兼用車が2572台、回転シート車が582台だった。

国交省では、ノンステップバスの導入に対して補助などによる支援措置を実施するとともに、ノンステップバスの標準仕様の改定により普及促進を図るなど、今後も、公共交通のバリアフリー実現のための取組みを推進する。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. シボレー『コルベット』がニュルブルクリンクで「米国メーカー最速ラップ」樹立
  3. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. 「泥が似合うグレードを!」三菱『パジェロ』がPHEVで復活!? スクープ情報にSNS沸く
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る