アウディ、自動運転で240km/hの高速デモ走行へ

自動車 ビジネス 企業動向
アウディRS7スポーツバックベースのプロトタイプ車
アウディRS7スポーツバックベースのプロトタイプ車 全 3 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、アウディは10月9日、自動運転車の最新プロトタイプ車を使用して、無人運転での高速デモ走行を行うと発表した。

アウディはここ数年、先代『TT』ベースのプロトタイプ車による自動運転テストに取り組んできた。その成果を生かして2012年、米国ネバダ州において、自動車メーカーとして初めて、自動運転車の公道走行テストの認可を取得。その後、フロリダ州やカリフォルニア州でも、自動運転車の公道走行テストの認可を受けた。

今回、アウディは、自動運転車の最新プロトタイプ車を使用して、無人運転での高速デモ走行を行うと発表。アウディ『RS7スポーツバック』ベースのテスト車両を用いて、10月19日、ドイツ・ホッケンハイム・サーキットで高速デモ走行を披露する。

アウディが目標とするのは、最高速240km/hでの無人走行。10月19日、ホッケンハイムではDTM(ドイツ・ツーリングカー選手権)の最終戦が開催される予定となっており、レースに先立ち、アウディの優れた技術力をアピールする。

アウディは、「プロのレーシングドライバーと同等のラップタイムが見込まれる」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. 「強烈な需要がありそう」スバルの3列シートSUV『アセント』が今、SNSで話題に
  3. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  4. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  5. 軽EV市場に新顔登場、ホンダ『N-ONE e:』と競合する車種
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る