わずか「2セン不足」で納税延滞金20リンギ

エマージング・マーケット 東南アジア

2007年4月に1セン硬貨が廃止された際に想定されたトラブルが、なんと6年も経ってからネグリ・センビラン州の不動産固定資産税額を巡って発生した。

わずか「2セン」滞納したということで、80歳の女性が20リンギの延滞金を科されたという。

1セン硬貨が廃止された際、1-2センの場合はゼロに切り下げ、3-7センは5センにまとめ、8-9センは10センに切り上げられた。ペギー・リムさんの半年分の納税額は28.12リンギだったが、納税代行を行っている郵便局の窓口で係員に28.10リンギだけでいいと言われて支払ったという。

しかしポートディクソン地区議会(MPPD)はリムさんに「2セン不足」と通知。リムさんは延滞金20リンギを含む合計20リンギ2センの支払いを求められた。
なぜ2センがこうした扱いになったかは不明だが、これまで納期をきちんと守ってきたリムさんは納得が行かない様子で、地区議会に速やかなる事態解決を求めているという。
(ザ・スター、10月8日)

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  3. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  4. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  5. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
  6. BYDの軽EV『ラッコ』をどう売っていくのか? 日本専用開発のねらいを東福寺社長に聞いた
  7. ホンダ『シビック タイプR』がラリーカーに、競技参戦を想定…SEMA 2025
  8. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  9. MASERATI 111th “永続する美と走り”をいま、あなたの週末へ。PR
  10. ヤマハ『R7』が全面進化! 電子制御、シャシー刷新で示す「ミドルスーパースポーツの新たな可能性」
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る