慶應大学と豊田自動織機、病院内を自動運転で移動する支援システムを開発

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病院内移動支援システム
病院内移動支援システム 全 2 枚 拡大写真
慶應義塾大学は、豊田自動織機と共同で「病院内移動支援システム」を開発したと発表した。

病院内移動支援システムは、病院内における患者の移動をサポートし、移動したい場所をモニタの画面で指定し座っているだけで目的地に運んでくれるもの。

同システムは搭乗移動する移動用ユニットと、運行を制御するソフトウエアおよび利用者が操作するためのステーション端末で構成。搭乗者はステーション端末で利用予約し、到着した移動用ユニットに乗れば、目的地まで自動で移動することができる。

運転操作は不要で、目的地の設定、移動中の経路変更、オペレーションの中止などは、車載のタッチパネルで行う。時速1.2~1.8km程度で移動し、前後75cmの範囲に障害物を検出すると減速して、25cm以内で緊急停止。また、乗車している人が足を少し前に出すだけでも停止する。

2014年7月から実施した病院患者による試乗評価でも概ね良好な評価を得ることができており、慶應大学では、今後普及に向けて検証・評価を続けていく。

《纐纈敏也@DAYS》

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