“ロック禁止”の時代を経て、老舗パンクバンドが初のミャンマー公演

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12月、国交60周年記念イベントで

ドイツのパンクロックバンド Die Toten Hosen(トーテン・ホーゼン)が、ミャンマーでコンサートを開催する。

(画像:Die Toten Hosenより)

トーテン・ホーゼンは1982年、デュッセルドルフで結成されたパンクロックバンド。結成30周年を超える現在まで、ドイツ国内で人気のあるバンドである。

今回は、両国の国交60周年を記念する友好イベントとしてコンサートを行う。10月13日、バンドのマネージャーが発表した。

コンサートは12月6日、Kandawgyiパークで行われる。バンドは、ヤンゴンのドイツ大使館が主催するのイベントの1つに出演する。入場は無料。

公の場でロックコンサート ミャンマーの変化を証明

イベントはドイツとミャンマーの文化交流を目的として行われる。テーマは「West Meets East/Old Meets Young」。

両国の国交が開始されてから、さまざまな出来事があった。50年続いた軍事政権時代には、文化芸術に対して厳しい規制があり、自由な表現が抑制されていた。しかし、アンダーグラウンドではロックバンドのコンサートも行われていたという。

大使館公認のもと、公の場でロックコンサートが行われることは、ミャンマーが大きく変化したことの証明とも言える。

イベントはトーテン・ホーゼンの他、ミャンマーのミュージシャン、Side Effect、Kaaiza Tin Moong、No U Turn などが参加し、共演する予定となっている。

ドイツのパンクロックバンド、ミャンマー公演決定

《ミャンマーニュース》

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