ボルボ、ベルギー主力工場のCO2排出量を40%以上削減へ

自動車 ビジネス 企業動向
ボルボ・ベルギーのゲント工場
ボルボ・ベルギーのゲント工場 全 1 枚 拡大写真

ボルボは、フィンランドの大手製紙会社ストラ・エンソ社と提携し、ベルギーのゲント工場の二酸化炭素排出量を40%以上削減する取り組みを開始する。

同プロジェクトは、二酸化炭素排出量削減に向けた、ボルボの長期的な取り組みの一環。ストラ・エンソ社のランゲルブルへ工場と、近接するゲント工場の間に、2015年より地下パイプラインを設置し、125度の高温水をゲント工場へ輸送する取組みを開始する。

高温水は、ボルボの施設や塗装ブースで使用する熱源として利用。この結果、工場での化石燃料の使用を大幅に削減し、二酸化炭素排出量やエネルギーコストを抑制する。同プロジェクトでは、年間1.5万トンの二酸化炭素排出量を削減し、総二酸化炭素排出量の40%以上の純減につながる見込み。

パイプラインの建設は2015年に着手し、高温水の輸送開始は2016年秋を予定している。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ルノー『クリオ』新型、フランスで受注開始…約350万円から
  3. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  4. シトロエンの超小型EV『アミ』、初のマットブラック仕様「ダークサイド」登場…約157万円から
  5. 爆売れ確実? これがトヨタ『ランクルFJ』のピックアップトラックだ! 実現の可能性は
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る