子育て家族の車所有率は8割、出産を機に6割が車購入

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家族が増えて育児用品以外で購入・買換えを検討したもの
家族が増えて育児用品以外で購入・買換えを検討したもの 全 6 枚 拡大写真

 子どもが生まれたことで、32.7%が「車を買換え」、22.8%が「車を新たに購入」、4.0%が「車を買い足し」しており、子育て家族の車の所有率は76.4%に上ることが、ブライト・ウェイの調査結果より明らかになった。

 同社が発行する育児情報誌mikuでは、子育て家族の意識や生活状況を知るため、30代前半を中心に1,428人(男性96人、女性1,332人)を対象にアンケ-トを実施した。集計期間は6月25日~9月15日。

 家族が増えて育児用品以外で購入・買換えを検討したものを上位3つまで回答してもらったところ、1位「保険」54.6%、2位「車」40.7%、3位「住まい」39.1%となった。

 子どもが生まれたことで、32.7%が「車を買換え」、22.8%が「車を新たに購入」、4.0%が「車を買い足し」、3.4%が「車を手放す」、4.5%が「その他(カーシェアリング、家族から借りる)」など、7割近くの家庭で車に何らかの変化が見られた。

 現在の車の所有状況は、「普通乗用車(3ナンバー)を1台所有」31.4%、「軽自動車を1台所有」16.1%、「軽と普通乗用車を所有」12.7%、「小型乗用車(5ナンバー)を1台所有」9.2%、「小型または普通乗用車を複数台所有」4.6%、「軽と小型乗用車を所有」2.4%。76.4%が車を所有している。

 普段の報道・ニュースは何から得ているか聞いたところ、1位「テレビ」87.3%、2位「インターネットのニュースサイト」66.2%、3位「新聞」25.6%、4位「携帯・スマホのニュースサイト・アプリ」22.3%、5位「TwitterやFacebookなどのソーシャルメディア」15.5%、6位「LINE News」8.3%、7位「ラジオ」7.6%。情報源はテレビやインターネットが圧倒的に多く、新聞は3割以下にとどまった。

 新聞を有料購読している家庭は、「宅配で購読」31.2%と「デジタル(WEB)版のみ契約」2.5%、「駅売りの新聞を購入」1.1%、「宅配+デジタル版を契約」0.6%の計35.4%にとどまり、64.6%は特定の新聞を購読していない。

 電話の契約状況は、「携帯電話だけで固定電話の契約は無い」が54.2%と過半数を占め、「FAX兼用の固定電話がある」26.2%、「FAX機能の無い固定電話だけがある」18.0%、「電話とFAXそれぞれ別にある」1.1%が続いた。

 家族が増えるのを機に車や住まいなど大きな買い物を検討する一方で、新聞や固定電話などの出費を控える様子がうかがえる。

《工藤めぐみ》

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