テスラ モデルS が2モーターの4WDに…パワーも倍増の691hp

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テスラ モデルS
テスラ モデルS 全 6 枚 拡大写真

米国のEVベンチャー企業、テスラモーターズは10月上旬、『モデルS』の新グレード、「P85D」を米国で発表した。

P85Dは、モデルSの最上級グレードとして登場。EVパワートレインが強化されており、モデルSで最速のパフォーマンスを追求する。

P85Dは、米国仕様の「85」(二次電池のリチウムイオンバッテリー容量が85kWhを意味)がベース。従来、モデルSは、リアアクスルにのみモーターを搭載し、後輪を駆動。このP85Dでは、フロントアクスルにもモーターを追加し、4輪駆動としているのが特徴。

リア側のモーターも強化されており、前後のモーターを合わせたトータル出力は、85仕様の380hpから、P85Dでは691hpへ、311hpも向上。この効果で、0-96km/h加速は3.2秒と、2.2秒短縮。最高速は250km/hと、ほぼ50km/h高められた。

P85Dは、米国では2015年2月から販売を開始する予定。パワーアップに対応して、足回りはサスペンションやブレーキなどが専用チューニングされている。

《森脇稔》

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