欧州の自動車最大手、フォルクスワーゲンは、フランスで開幕したパリモーターショー14で、新型『パサートGTE』をワールドプレミアした。
パサートGTEのPHVパワートレインには、直噴1.4リットル直列4気筒ガソリンターボ「TSI」を搭載。最大出力156psを発生するこのエンジンに、さらに最高115psのモーターを組み合わせる。二次電池は、蓄電容量9.9kWhのリチウムイオンバッテリー。
システムトータルでは、218psのパワーと40.8kgmのトルクを引き出す。トランスミッションには6速デュアルクラッチ「DSG」を組み合わせ、0-100km/h加速は8秒、最高速は220km/hに到達する。EVモードでは、最大50kmをゼロエミッション走行可能で、この効果もあり、欧州複合モード燃費50km/リットル以上、CO2排出量45g/km以下の優れた環境性能を実現した。