優れた悪路走破性を備えた高級SUVとして、人気のメルセデスベンツ『Gクラス』。同車の生産が、2022年まで継続されることが決定した。
これは10月20日、オーストリアに本拠を置くマグナシュタイヤーの親会社で、カナダの自動車部品大手、マグナインターナショナルが明らかにしたもの。「ダイムラーとの間で、マグナシュタイヤーのグラーツ工場において、2022年までメルセデスベンツGクラスを継続生産する契約を締結した」と発表している。
マグナシュタイヤーは多くの自動車メーカーから、生産を委託されている。中でも、メルセデスベンツGクラスは、35年の長期に渡って、マグナシュタイヤーの工場で組み立てられてきた。
2012年、メルセデスベンツとマグナシュタイヤーは、Gクラスの生産契約を2019年まで、7年間延長すると発表。今回、これをさらに3年間延長し、2022年までとした。
2013年には、グラーツ工場の改修工事が完了し、Gクラスの増産体制が整った。今回の契約延長により、2022年までの向こう8年間、Gクラスの生産は続けられることになる。