【ロールスロイス ゴースト シリーズII 発表】ドライバーズカーとしてのダイナミックさを強調

自動車 ニューモデル 新型車
ロールスロイス・ゴーストシリーズII
ロールスロイス・ゴーストシリーズII 全 8 枚 拡大写真
ロールス・ロイス・モーターカーズ・リミテッドは、『ゴースト』をマイナーチェンジし、『ゴーストシリーズII』として発表した。同社アジア太平洋支社アジア太平洋ゼネラル・マネージャーのマイケル・シュナイダー氏は、「今日のマス・ラグジュアリーの世界の中では稀な、ハンドクラフトアイテムだ」とゴーストの特徴を語る。

「成功した企業家や実業家のクルマ。こうした人たちの偉業に対し、究極のラグジュアリープロダクトで報いたいと思っている」(マイケル・シュナイダー氏)

ゴーストは2009年に発売された。シュナイダー氏は「我々の成功のまさに屋台骨となっている」という。「さほど堅苦しくない、オーナードライバーフォーカスのロールスロイスだ」と位置づける。そして、今回のマイナーチェンジは、「ユーザーの願いに十分に耳を傾け、それに応えるべく細心の注意と配慮を行いながら、完璧に最新のものに進化させた」と話す。

フロントデザインは、「再設計された新デザインのLEDヘッドライトや、ボンネットには非常に特徴的なウェイク・チャネル(ボンネット中央を前後方向に走る特徴的なキャラクターライン)を施し、少し前傾姿勢になったスピリット・オブ・エクスタシーとともに、ゴーストシリーズIIは更にダイナミックな感覚を表現している」という。また、「これまでより位置を高くしたパルテノングリルや新しいクローム仕上げのバンパーが相まって、一層その存在感を高めている」と説明。

サイドでは、「新しいワフト・ライン(フロントフェンダー後端のキャラクターライン)がエレガントでありながら、ダイナミックなサイドプロフィールを表現している。そして、新たにオプションとして加わった21インチのホイールがこのダイナミックさを更に高めている」と述べ、全体として、ドライバーズカーであることを強調していると語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ポルシェ、電動化戦略を大幅見直し…内燃エンジンモデル拡充へ
  2. 日産『ルークス』に「AUTECH LINE」、新型唯一のブラック内装…225万8300円から
  3. 日産の新デザイン、『セントラ』新型を米国発表…「Vモーショングリル」に新解釈
  4. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  5. トヨタ『ランドクルーザー250』、米2026年型は今秋発売…日本にない326馬力「i-FORCE MAXハイブリッド」搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る