東洋ゴム第3四半期決算、海外市場好調で営業益37.8%増

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東洋ゴム工業は11月12日、2014年1-9月期(第3四半期・累計)の連結決算を発表した。

それによると、売上高2872億7400万円(+7.1%)、営業利益340億0100万円(+37.8%)、経常利益は327億7500万円(+35.2%)、四半期純利益は235億5100万円(+282.4%)となった。

新車用タイヤについては、国内自動車生産台数が、消費税増税前の納車が間に合わなかった受注残の下支えなどで前年同期を上回ったが、同社品装着以外の車種に生産がシフトしたため、販売量は前年同期を下回った。しかし、高付加価値商品の販売が拡大したため、売上高は前年同期を上回った。

国内市販用タイヤは、ミニバン専用タイヤ「TRANPATH」シリーズの販売が好調に推移したことなどで、販売量・売上高ともに前年同期を上回った。

海外市販用タイヤは、北米市場で、高付加価値商品であるSUV用タイヤの販売が好調に推移。欧州市場でも、冬タイヤの受注が好調に推移したことや、ロシアにおける新規顧客開拓を強化したことなどにより、いずれも販売量・売上高ともに前年同期を上回った。

通期業績見通しは、前回予想を据え置いた。

《纐纈敏也@DAYS》

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