フィールドマーケティング支援サービスを提供するソフトブレーン・フィールドは、クレディセゾンとの共同事業である「Point of Buy(R)購買理由データ」のアンケートモニター6,205人を対象に「鍋料理」に関するアンケートを11月6日に実施し、その結果を公開した。
アンケートではまず、好きな鍋料理について聞いたところ、1位は「すき焼き」で67.1%、2位は「しゃぶしゃぶ」で59.4%、3位は「おでん」で53.8%となった。男女年代別では、「すき焼き」は男女とも年齢が上がるにつれて回答率が高まっており、60代以上男女では7割以上の方が好きな鍋料理としてあげている。
寒い季節(11月~2月)に鍋料理を食べる頻度については、「週2~3回以上」が11.2%、「週1回程度」が30.6%、「月2~3回程度」が32.6%、「月1回程度」が14.7%、「それ以下」が7.9%、「食べない/わからない」が3.0%となり、約4割の人が週に1回以上鍋料理を食べていることがわかった。世代別で見ると年齢が若い人ほど、鍋料理を食べる頻度が低く、20代以下では月1回以下しか鍋料理を食べないという回答が4割を占めた。
寒い季節(11月~2月)に鍋料理を食べる頻度で「食べない/わからない」を除いた6,017人に、外食と自宅のどちらで鍋料理を食べることが多いかを聞いたところ、「外食」は5.3%、「自宅」が91.2%、「同じぐらい」が3.4%だった。また、誰と鍋料理を食べることが多いかについては「配偶者」が63.2%、「子供」が40.5%、「両親」が23.2%と、家族が多数を占める一方で、「一人」との回答も13.0%に上っており、一人鍋をすることが多い人が約10人に1人いるようだ。
同じく6,017人に自宅で鍋料理を作る際に使用する鍋の素となるつゆ・スープは何かを聞いたところ、最も多かったのはストレートタイプで51.6%、次に多かったのが濃縮タイプ(複数人用)で30.1%だった。一方、独身に限定すると、最も多いのは全体と同様ストレートタイプだったが、2番目は「使用しない」で34.4%となった。また、濃縮タイプ(一人用)は全体の使用率4.2%に対し6.2%とやや高い傾向にある。
アンケートの回答者全員を対象に、「普段は食べないが、食べてみたい鍋」について聞いたところ、1位は「ふぐ鍋」で26.8%、2位は「きりたんぽ鍋」で18.4%、3位は「トマト鍋」で16.7%、4位は「ゴマ坦々鍋」で16.0%、5位は「豆乳鍋」で11.7%だった。