韓国キアモーターズ(起亜自動車、以下、キア)は11月5日、米国で11月18日(日本時間11月19日未明)に開幕するロサンゼルスモーターショー14において、『ソレント』の2016年モデルを初公開すると発表した。
初代ソレントは2002年に発売。キアのミドルクラスSUV。2代目ソレントは2009年春、ソウルモーターショー09で発表。2014年10月、パリモーターショー14では、3世代目となる新型『ソレント』がワールドプレミアされたばかり。
新型は韓国、ドイツ、米国のデザインスタジオが連携して、新しいキアのデザインの方向性を打ち出した。フロントマスクは、キア独自の「タイガーノーズ」グリルを、さらに大型化、直立化した新デザイン。ボディサイズは、全長4780mmと先代比で95mm拡大。ホイールベースも80mm伸び、2780mmになった。全高は15mm低い1685mm。
韓国仕様の搭載エンジンは、ガソリンが2.2リットルと3.3リットル、ターボディーゼルが2.0リットルと2.2リットル。最大出力は172psから270psを発揮する。欧州向けには、2.4リットルガソリン、2.0および2.2リットルのターボディーゼルを設定する。
ロサンゼルスモーターショー14で初公開される2016年モデルは、新型ソレントの北米仕様車。現時点では、その内容は公表されていない。キアは、「3列シートを用意。キアのベストセラー・クロスオーバー車には、L、LX、EX、SX、SXLの5グレードを設定する」とだけ、説明している。