東京ガスは、100%出資子会社であるエネルギー・アドバンスとガス・マレーシアの合弁企業ガス・マレーシア・エネルギー・アドバンスがマレーシアにおいてエネルギープラントの建設に着手したと明らかにした。
ガス・マレーシア・エネルギー・アドバンスは、マレーシアにおいてエネルギーサービスを展開するために設立された合弁企業。同社は東レのマレーシア子会社トーレ・インダストリーズ(マレーシア)、ペンファイバー、ペンファブリック、トーレ・インダストリーズ(マレーシア)とエネルギーサービスに関する契約を締結した。
ガス・マレーシア・エネルギー・アドバンスは、ペナン州にある東レグループ・マレーシアの敷地内に、32メガワットクラスのガスタービン・コージェネレーション・システムを設置し、電力を蒸気を東レグループ・マレーシアに供給する。システムの設計、施工、燃料調達、設備のメンテナンスをガス・マレーシア・エネルギー・アドバンスが行う。東レグループ・マレーシアからは、エネルギーサービス料金を受け取る。
東京ガスグループは東南アジア・北米において事業を展開する顧客へのエネルギー・ソリューションや、現地のエネルギーインフラ構造などに貢献していくとともに、現地エネルギー会社とのアライアンスなどを通じて、現地におけるバリューチェーン展開を行って行く方針だ。