明治村の古典客車が新宮に里帰り…12月6・7日

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12月6・7日に開催される「新宮鉄道まつり」の案内。現在は博物館明治村で動態保存されている新宮鉄道の客車が展示される。
12月6・7日に開催される「新宮鉄道まつり」の案内。現在は博物館明治村で動態保存されている新宮鉄道の客車が展示される。 全 1 枚 拡大写真

JRグループの大型観光キャンペーン「和歌山デスティネーションキャンペーン(和歌山DC)」の一環として、12月6・7日に紀勢本線の新宮駅前広場(和歌山県新宮市)で「新宮鉄道まつり」が開催される。

紀勢本線の紀伊勝浦(那智勝浦町)~新宮間開業100周年を記念したイベント。現在は博物館明治村(愛知県犬山市)で動態保存されている開業当時の客車が展示される。このほか、ミニSLの運行、ジオラマや大プラレールの展示、大正時代衣装行列(12月7日のみ)などが行われる。

紀伊勝浦~新宮間は1912年12月4日、新宮鉄道の路線として勝浦(現在の紀伊勝浦)~三輪崎間が開業。翌1913年3月1日には三輪崎~新宮間が延伸開業した。その後、1934年の国有化を経て戦後の1959年までに現在の紀勢本線が全通している。

今回展示される客車は1912年、新宮鉄道が製造・導入した車両。国有化後の1942年に秋田県の雄勝鉄道(後の羽後交通雄勝線、1973年廃止)に移ってハフ13形となり、廃車後に博物館明治村が引き取った。

《佐藤正樹(キハユニ工房)》

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