【ミラノショー14】英ブラフ・シューペリア、新開発 SS100 のバリエーションモデルを発表

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ブラフ・シューペリア SS100(ミラノショー14)
ブラフ・シューペリア SS100(ミラノショー14) 全 6 枚 拡大写真

1920、1930年代に名を馳せた英国のバイクメーカー「ブラフ・シューペリア」が復活した。

イタリア・ミラノで開催された国際モーターサイクルショー「EICMA 2014」(ミラノショー)で行なわれたカンファレンスは、昨年同様に英国人ジャーナリスト、アラン・カスカートの司会で行われ、ヴォクサーデザイン代表のティエリ・ヘンリエッテ氏、新生ブラフ・シューペリアのオーナー、マーク・アプファム氏、そして事務局としてボクサーデザインのアルバート・カスティーヌ氏が顔を揃え、それぞれの分野からのスピーチが行われた。

すでに昨年のEICMAでもカンファレンスを開催し、新開発の『SS100』を発表したが、今年のEICMAでは、プロジェクトの順調な進境状況が伝えられた。さらに、SS100は3タイプに発展し、『ブラック』、『チタニウム』、『トラディショナル』の3モデルを発表。受注状況も言及され、英、米、豪の英語圏からの発注が多く、日本からは1台の発注があったことが明らかにされた。

映画「アラビアのロレンス」で有名になったブラフ・シューペリアだが、このSS100はかつての焼き直しではなく、現在に技術によって、かつての造形が忠実に再現されている。

開発はフランスのヴォクサーデザインで行われ、ホサック/フィオ式のフロントサスペンションは後にBMWが採用した方式でもある。また、水冷DOHC4バルブ、挟み角88度のVツインは、カワサキのSBKエンジンのチューニングを行うアキラ・テクノロジーによって設計されたエンジンである。

《和歌山 利宏》

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