北陸新幹線や無形文化遺産でわく岐阜県「首都圏からのアクセスは日本海ルートに期待」

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貝印の東京本社で11月26日に行なわれた岐阜県イベントで、「北陸新幹線開業で飛騨エリアがさらに近くなる」と語った同県観光交流推進局観光課・課長の服部敬氏
貝印の東京本社で11月26日に行なわれた岐阜県イベントで、「北陸新幹線開業で飛騨エリアがさらに近くなる」と語った同県観光交流推進局観光課・課長の服部敬氏 全 14 枚 拡大写真

岐阜県は11月26日、飛騨・高山・白川・下呂・郡上・関などの観光資源を紹介するイベントを都内で開催。同県は「北陸新幹線金沢延伸開業で東京から高山までの所要時間が約3時間40分となり、30分短縮される。首都圏と飛騨エリアが近くなる」と期待をこめた。

同県の観光交流推進局長の市川篤丸氏は「首都圏から岐阜県へのアクセスは、鉄道であれば東海道新幹線で名古屋を経由し、高山線で北上するルートがメイン。松本からバスというルートも定着している。今後は、北陸新幹線の開業で、富山で高山線に乗り継いで岐阜へ向かって南下するというアクセスも期待できる」と語った。

飛騨高山エリアは「古い町並み」や「日本の原風景」を求めて訪れる外国人観光客の数が増加している。「北陸新幹線が金沢まで延伸し、名古屋、金沢、富山、松本、長野と、アクセスの選択肢が増えることは、旅行者にもわれわれにもありがたいこと」と県関係者はいう。

また同イベントには、料理研究家の庄司いずみさん、ヤミーさんも登壇。「標高3000mで生まれる地元野菜」などをいかしたメニューが紹介され、「しいたけの意外な調理方法にびっくりした」などの声があった。

さらに27日未明には、埼玉県の細川紙、島根県の石州半紙と並び、岐阜の本美濃紙がユネスコの無形文化遺産に登録されたことが発表された。

県関係者は「来年12月は、白川郷合掌造り集落が世界遺産に登録されて20年を迎える。北陸新幹線や世界遺産という大きな節目の年をひかえ、岐阜の魅力をさらにアピールしたい」と話していた。

《レスポンス編集部》

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