マレーシア年初9カ月の投資誘致額、前年比9.1%増加…外国投資元では日本がトップ

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
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年初9カ月の投資誘致額(認可ベース)が1723億リンギとなり、昨年同期の1580億リンギから9.1%増加した。ザ・サンが伝えた。

マレーシア政府は今年の投資誘致額が昨年の2194億リンギを超えると見込んでいる。

ムスタパ・モハメド通産相によると、投資誘致額の69.5%(1198億リンギ)が国内直接投資(DDI)で、30.5%(525億リンギ)が外国直接投資(FDI)だった。投資案件数は4103件となった。また、14万4400人分の雇用を創出した。

サービス業への投資額が966億リンギ(3422件)で最も多く、全体の56%を占めた。2番目は製造業(635億リンギ、619件)、3番目が一次産業(122億リンギ、62件)だった。

地域別で最も投資を集めたのは、ジョホール州(201億リンギ)で、以下サラワク州(100億リンギ)、ペナン州(60億リンギ)、セランゴール州(57億リンギ)、パハン州(50億リンギ)の順となった。

外国直接投資元では、日本が106億リンギでトップ。2位以下は欧州連合(79億リンギ)、シンガポール(57億リンギ)、中国(47億リンギ)、韓国(15億リンギ)、米国(11億リンギ)の順となった。

広瀬やよい

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