【BMW 2シリーズ アクティブツアラー 試乗】見た目はいいけど過度の期待は禁物…岩貞るみこ

試乗記 輸入車
BMW 2シリーズアクティブツアラー
BMW 2シリーズアクティブツアラー 全 15 枚 拡大写真

BMW『2シリーズ アクティブツアラー』は、BMWらしい細マッチョなデザイン。鍛えられた筋肉の上にうっすらと必要最低限の脂肪が覆った様子は、水泳選手の美しさに通じるものがある。

【画像全15枚】

フォルムには高さがあり、後部座席と荷物スペースをふくらませているけれど、このデザインの精悍さならBMWファンも納得なのではないだろうか。インテリアの質感、座ったときのシートの弾力、すべてがBMWである。

しかし、走らせはじめてすぐに違和感に包まれる。心のなかで「BMWだよね?」を繰り返し始めるのだ。違和感の最初は、三角窓である。サイドミラーがつけられた「柱」が、視界にちらちら映るたびに、BMWの世界観から一気に家族臭がたちのぼる。

そして音と振動。かつて感じたことのない乱暴な低音に、BMWワールドを堪能すべく期待値マックスで乗り込んだ身としては、心がざらざらしてしまうのである。すいません、期待高すぎて。

BMWブランドとして初めてのFFは、ハンドリングもすこぶるよく、しなやかでコーナリングも面白い。全高があるわりには、左右にふられることもないし、さらに言えば、後部座席はたしかに広いし荷物スペースの高さ、奥行き、カバー下など使いやすい。

いいのよ、いいんだけどね。使いやすいサイズだし。でも、なんか違う感がぬぐいきれないのである。すみません、期待値マックスなもので。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★★
パワーソース:★★★
フットワーク:★★★
オススメ度:★★★

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/作家
イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。主にコンパクトカーを中心に取材中するほか、最近は ノンフィクション作家として子供たちに命の尊さを伝える活動を行っている。レスポンスでは、アラフィー女性ユーザー視点でのインプレを執筆。

《岩貞るみこ》

岩貞るみこ

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/作家 イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。レスポンスでは、女性ユーザーの本音で語るインプレを執筆するほか、コラム『岩貞るみこの人道車医』を連載中。著書に「未来のクルマができるまで 世界初、水素で走る燃料電池自動車 MIRAI」「ハチ公物語」「命をつなげ!ドクターヘリ」ほか多数。2024年6月に最新刊「こちら、沖縄美ら海水族館 動物健康管理室。」を上梓(すべて講談社)。

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