円安要因か…国内サーバ市場が失速、出荷台数・額ともに減少

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2014年第3四半期 国内サーバ市場ベンダーシェア【出荷金額】
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 IDC Japanは15日、2014年第3四半期(7月~9月)の国内サーバ市場動向を発表した。市場規模は1,162億円で、前年同期にあたる2013年第3四半期から11.8%減少した。一方、出荷台数は、14万9,000台で前年同期から4.8%減少となっている。

 製品別では、円安による価格上昇などにより、x86サーバの出荷額は前年同期比で2.1%増加したが、出荷台数は同4.5%減少。出荷額が847億円、出荷台数が14万7,000台だった。一方メインフレームとビジネスサーバは、全体的な落ち込みにより、出荷額は、前年同期から50%を超す減少になった。

 ベンダー別出荷額では、NECが前期に続き首位。スーパーコンピュータ新機種「SX-ACE」の大型案件に加え、x86サーバもプラス成長を確保した。一方、メインフレームとIA64サーバは大幅なマイナス成長となっている。

2014年第3Qの国内サーバ市場、前年同期比で大幅減……11.8%減の1,162億円

《冨岡晶@RBB TODAY》

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