イスラム国参加者増、教育不足が原因との見方も…マレーシア

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(イメージ)
マレーシア(イメージ) 全 1 枚 拡大写真

イスラム国(IS)への賛同者が増えている問題について、政府高官や安全保障の専門家らは、真のイスラム教に関する教育不足、イスラム国などの原理主義が掲げる誤った理念についての理解不足、西欧諸国への盲目的な反発が背景にあるとみている。ニュー・ストレーツ・タイムズが伝えた。

ワン・ジュナイディ・トゥアンク・ジャファル副内務相は「基本的な宗教教育の欠如と西欧諸国に対する憎悪が理由の一つになっている」と述べ、「ジハード(聖戦)」への誤解が背景にあるとの考えを示した。

IS参加者には一般公務員や軍人、研究職なども多く含まれており、特に公務員への浸透が問題となっている。今年4月以来、10人の公務員が取り調べを受けた。エネルギー・グリーン技術・水省の37歳の男は、副課長というランクの人物だったという。

金ずくで参加者を集める手段もみられる。1人を紹介するごとに2000~3000米ドルの紹介料が支払われているという。

伊藤 祐介

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. 世界初の「破壊不可能ホイール」って何だ!? テスラ向けパーツ手掛ける米メーカーが開発
  2. 待望の新型スズキ『GSX-R1000R』が予告なしの初公開!「3色3様」往年のレーシングカラーで日本市場復活へ
  3. 「ミニGSX-R」をスズキがサプライズ発表!? 鈴鹿8耐マシン以上に「サステナブルかもしれない」理由とは
  4. 「盤石シャシー」に「戦甲車体」採用、ワイルドすぎるオフロードSUVが1時間で9700台受注の人気に
  5. 【ダイハツ ムーヴ 新型】「ポッキー入れ」にイルミネーション、軽自動車でも質感を“あきらめさせない”インテリアとは
  6. 585万円で発売の軽キャンピングカーに注目…7月の新型車ランキング
  7. リトラと決別した「ワイルド・キャット」、3代目ホンダ『プレリュード』【懐かしのカーカタログ】
  8. 快進撃のヤマハ、次は「親しみやすいスーパースポーツ」で勝負!?「鈴鹿8耐2025」注目の1台
  9. 旧型Z34『フェアレディZ』用車高調がリニューアル、ブリッツ「DAMPER ZZ-R」シリーズがDSC Plusに対応
  10. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る