ホンダが22日に発表したN-BOX スラッシュは、N-BOXよりルーフを100mm低くし、リアに向かってルーフラインを絞り、ウインドウラインは逆にせり上げることで、クーペスタイルを演出。BOXスタイルでありながら、2ドアクーペのように見える工夫を徹底追求した。
また、ルーフモールやリアピラーガーニッシュ、フューエルリッドなど、各所に大胆な金属調の加飾を配置。ボディカラーに合わせて2色用意したディッシュホイールと合わせ、カスタムテイストを強調させている。
インテリアは、フロントドアから荷室まで、シルバーのビレット調ガーニッシュをレイアウトした直線基調のデザインで、ロー＆ワイドな空間を強調。インパネとフロントドアのパネルに同じ色や加飾を採用したほか、ソフトパッドをあしらったドアライニングをシートと同素材にすることで、シートに包まれたような心地よいプライベート空間に仕上げている。
さらに、本格的な重低音・高音質サウンドを生み出す、新開発の上級オーディオシステム「サウンドマッピングシステム」を採用。個性的なデザインと合わせ、室内でくつろいでいるときも、自分の時間を存分に楽しめるクルマ作りを目指した。
同時に、「電子制御パーキングブレーキ」や、パワーステアリングのアシスト力を切り替えられる「モード切替ステアリング」など、ドライバーをサポートする各種機能を新たに採用。「N」シリーズならではの使い勝手の良さを、さらに進化させている。
パワーユニットはDOHCおよびDOHCターボエンジンを搭載。専用チューニングのCVTとの組み合わせで、爽快な加速と、25.8km/リットル（JC08モード・NA/FF車）という燃費性能を両立した。
ボディカラーはモノトーン8色、ツートン10色の計18色、インテリアカラーは全5色を用意。価格は138万円から193万9400円。
