通貨リンギ、下落傾向続く見込み 最安で3.63リンギも=エコノミスト

エマージング・マーケット 東南アジア
マレーシア(参考画像)
マレーシア(参考画像) 全 1 枚 拡大写真

エコノミストらは、通貨リンギの対米ドル為替レートの下落傾向が今後も続くと予想している。

先進国経済間の金融政策の相違、原油の国際価格が1バレル平均60.60米ドルとなっていることもリンギ安に影響するとみられ、最安で1米ドル=3.63リンギと予想されている。

MIDFリサーチは2015年末時点で1米ドル3.40-3.50リンギとなっていると予想。リンギは商品通貨の1つであり、石油価格の影響を大きく受けることから、石油価格の下落を受けて通貨リンギも安くなっていると説明した。また、短期対外債務が増加しており、2014年9月末時点で2,281億リンギに上っている点を懸念事項に挙げた。

政策金利については、中央銀行バンク・ネガラは下期に翌日物政策金利(OPR)を引き上げるとの予想を示した。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ライズ』がカラフルに変身!? フルーツがテーマ『ハバナ フルーティーポップ』、キャルズモーターが発売
  2. 一人乗りマイクロEV「EQV-TREK」発売、355kgの軽量ボディで航続110km…107万8000円から
  3. 新型取締機「JMA-520/401」に対応、セルスターがコンパクトな一体型レーダー探知機を発売
  4. 「TWIN TURBOのロゴ懐かしい!」Z32ファン感涙、レトロ感あふれる新型『フェアレディZ』が話題に
  5. V4エンジン搭載の新型ヤマハ『YZR-M1』登場に、SNSでは「ビリビリくるぜ!」「男の子はこういうの好きだよねー」など反響
  6. 三菱『エクリプス クロス』新型、航続600kmのEVに…ルノーからOEM供給へ
  7. 世界初、個人所有できるレベル4自動運転「ロボカー」誕生、2026年に納車開始
  8. メルセデスベンツ、3年間で40車種以上投入へ…次期『Cクラス』は2026年春生産開始
  9. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
  10. トヨタ、新プロジェクト予告…センチュリーやダイハツなど5ブランドが参画
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る