【オートモーティブワールド15】村田製作所、高周波へ対応可能な車載用小型水晶振動子を商品化

自動車 ビジネス 企業動向
車載用小型水晶振動子
車載用小型水晶振動子 全 2 枚 拡大写真

村田製作所は、小型で高精度を実現した車載用水晶振動子「XRCGB-F-Aシリーズ」を商品化した。

近年、自動車市場ではECUによる高度な制御が求められており、ECUの動作周波数の高周波化が進んでいる。そこで同社は、高周波へ対応可能な小型(2016サイズ)かつ高精度な車載用水晶振動子を開発・商品化し、自動車市場における高周波化のニーズに対応する。

同製品は既存の水晶振動子にはない、世界初となる独自のパッケージ技術を用い、品質や量産性、コストパフォーマンスに優れている。そして水晶素子の設計を最適化することで自動車の一般的な動作温度(-40~+125度)における周波数温度安定性を最小で-/+35ppmにまで縮めることに成功し、「Ethernet」などの次世代車載LANや画像処理ECUにも対応可能。また、車載電装部品の信頼性試験規格であるAEC-Q200に準拠し、RoHS/ELV指令にも対応している。

なお、同製品は1月14日から16日に東京ビックサイトで開催される「オートモーティブワールド」内、「国際カーエレクトロニクス技術展」にて展示される。

《成瀬雄太@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. 日産『ムラーノ』新型、米IIHSで最高の安全性評価
  4. BYD、千葉県初の正規ディーラー「BYD AUTO 船橋」6月27日オープンへ
  5. 運転席から1人でアタッチメント交換を実現、日立建機が中型油圧ショベル4機種発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  2. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  3. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  5. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
ランキングをもっと見る