籾殻などを利用したエコ発電所、マレーシア・ケダ州に建設へ

エマージング・マーケット 東南アジア

エコ・エネルギーのマジュナカ・エコ・エナジーは、マレーシア初となる再生可能エネルギー発電所を、ケダ州パダン・テラップのナカ地区に建設する計画だ。ベルナマ通信が伝えた。

建設コストは1億600万リンギで、イネの籾殻やウッドチップを利用した再生可能エネルギーの発電を行う。タービンには日本の技術が使われる予定だ。

出力は9.95メガワット(MW)で、7MWをテナガ・ナショナル(TNB)に販売し、残りを活用する予定だ。同社はエネルギー・グリーン技術水省、持続可能エネルギー開発庁(SEDA)、エネルギー委員会から発電所建設プロジェクトの実施に関する承認を受けたという。24日には発電所の起工式が実施される予定。

コメ輸入・流通のパディべラス・ナショナル(ベルナス)と契約を締結し、籾殻を調達する予定だ。

千田真理子

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  3. 三菱自動車の営業利益81%減、赤字92億円 2025年度上半期決算
  4. 原付スポーツカーを受注生産!日本一周4万6000km走破の実力、ICOMAが提案する「おもちゃ箱」のようなモビリティ…ジャパンモビリティーショー2025
  5. 【トヨタ ランドクルーザーFJ】「ランクルらしさ」と“サイコロ”を融合した小さいランクル、デザインの肝
  6. レクサスの新型「6輪ミニバン」の全貌が明らかに!「LS」はラグジュアリーセダンから「ラグジュアリースペース」へ…ジャパンモビリティショー2025
  7. トヨタ『ハイラックス』新型、11月10日にタイで世界初公開へ
  8. 「ランクルと戦える」日産の大型SUV『パトロール』日本発売へ、SNSでは「売れるんじゃないか?」と期待の声
  9. アバルト最初のSUV『パルス』、Netflix『ストレンジャー・シングス』仕様をブラジルで限定発売…隠し装備も
  10. ダイハツらしさ全開!自転車以上、軽自動車未満の『ミゼットX』が楽しすぎる…ジャパンモビリティショー2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る