【東京オートサロン15】キレイに燃えてる? 点火プラグの交換時期、歴史と進化がわかるNGKブース
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「リーズナブルな車検サービスなどが定着し、自動車の整備工場などで点火プラグの重要性や交換時期についてユーザに伝えることが少なくなってきた。こういうときこそ、NGKのブースで愛車のプラグについていろいろと相談してほしい」と語るのは、同社自動車関連事業本部の岩井大明氏。
同社ブースには、プラグのほかコード、ラジエーターキャップなどを目視して交換時期を判断できる愛車メンテナンス確認コーナーも設置されている。「車種やグレード、登場年、走行距離などを伝えてくれれば、交換のタイミングやおおよその予算などをレクチャーできる」と岩井氏はいう。
「冬のこの時期、イグニッション・オンの具合が気になる場合は、バッテリーなのか、プラグなのか、原因を調べたほうが良い」と岩井氏。電極部分の角がとれてくる電極消耗や、カーボンが付着してしまう「くすぶり」、電極溶解を招きかねないデポジットなどが発生すると、点火プラグの交換が必要といわれる。
同社は、四輪車1万5000~2万km、軽自動車7000~1万km、二輪車3000~5000kmでプラグ交換を推奨。新たな高性能プラグに換えることで、燃費向上や加速時のレスポンスといった違いが「確実に体感できる」と岩井氏は話していた。
同社ブースには、実際にプラグに触ってかたちや重さなどを確かめられるコーナーや、同社プラグを搭載するスーパーフォーミュラ車両「NAKAJIMA RACING SF14」(ホンダ製2L直4 HR-414Eエンジン)なども展示されていた。
岩井氏は、「ホンダがF1に参戦し始めた当時からNGKはプラグを供給してきた。この歴史を伝える“F1通算300勝への軌跡”というコーナーも設置しているので、学びながら愛車のエンジンの調子について確認してほしい」と話していた。
《レスポンス編集部》