【東京オートサロン15】子どもに大人気、トヨタ東自大の“甘車”は女子力の結集

自動車 ニューモデル モーターショー
トヨタ東京自動車大学校の「甘車」
トヨタ東京自動車大学校の「甘車」 全 3 枚 拡大写真

数多く並ぶ改造車の中で子どもに一番人気のあった車は、トヨタ東京自動車大学校の“甘車”と言って間違いないだろう。なにしろその車のボディには子どもが大好きなお菓子が無数に散りばめられているからだ。その数はなんと2000個。

この甘車は女生徒の発案で始まり、同校の女生徒20人と男生徒3人が参加した、文字通り女子力を結集した車といえる。スイーツは紙粘土でできており、みんなでコツコツと4か月かけてつくり上げた。また、ボディも元車『Will Vi』(トヨタ)の屋根を大胆にカットし、テーブルを設置してケーキ店をイメージ。そして、ぬいぐるみを置いて、かわいらしさを演出した。

ただ、参加した男生徒3人は毎日肩身の狭い思いをしたそうだ。「本当は別の車をつくりたかったんです。先生に言われてしぶしぶ参加したのですが、こんなに反響が出るとは思いませんでした。今は参加して良かったと思っています。皆さんに喜んでもらえて、本当につくった甲斐がありました」と男生徒の一人は話す。そのそばで小さな女の子が指をくわえて、この甘車をうれしそうに眺めていた。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 約10万円で200km以上走るEVバイク登場に「現実的な選択肢」、ベトナムから日本上陸に期待の声
  2. 【フィアット 600ハイブリッド 新型試乗】意外にもBEV版よりスムースで快適! 価格にも「親近感」…島崎七生人
  3. スバル『フォレスター』に早くも「理想の姿」と話題の特別仕様、「最初から出してよ!」の声も
  4. 航続262kmの新型電動バイクが約10万円から、ビンファストが2モデル発表
  5. 今どき? ダウンサスが注目される理由とは…夏のカスタムHOW TOまとめ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
ランキングをもっと見る