メルセデス・ベンツ日本は、フェイスリフトした『Bクラス』を東京オートサロン2015にて公開。今回は、内外装がよりスポーティになったほか、安全性や乗り心地が向上したという。
メルセデス・ベンツ日本商品企画マーケティング部商品企画2課マネージャーの廣澤臣哉さんによると、乗り心地向上の要因は2つあるという。それは、「サスペンションの熟成とタイヤの設定変更だ」と述べる。
具体的には、「サスペンションの機構は変わっていないものの、フェイスリフトにあたって、細かなセッティングを熟成。そしてタイヤは、ランフラットタイヤからノーマルタイヤに変更した」と話す。
「ランフラットは安全面において優れた性能があるが、Bクラスの場合は、アクティブに過ごすユーザーが多いので、スタッドレスに変えるなど、タイヤを交換するケースが多い」と廣澤さん。
そこで、「乗り心地や、経済面での維持費等を考えると、Bクラスにはノーマルタイヤの方が相応しいという結論に達したのだ。もちろんランフラットタイヤには利点もあるので、その性格に合ったクルマには採用を続けている」と語った。