【メルセデスベンツ Bクラス 改良新型】ランフラットからノーマルタイヤに変えたワケ

自動車 ニューモデル 新型車
メルセデスベンツ Bクラス(東京オートサロン15)
メルセデスベンツ Bクラス(東京オートサロン15) 全 11 枚 拡大写真

メルセデス・ベンツ日本は、フェイスリフトした『Bクラス』を東京オートサロン2015にて公開。今回は、内外装がよりスポーティになったほか、安全性や乗り心地が向上したという。

メルセデス・ベンツ日本商品企画マーケティング部商品企画2課マネージャーの廣澤臣哉さんによると、乗り心地向上の要因は2つあるという。それは、「サスペンションの熟成とタイヤの設定変更だ」と述べる。

具体的には、「サスペンションの機構は変わっていないものの、フェイスリフトにあたって、細かなセッティングを熟成。そしてタイヤは、ランフラットタイヤからノーマルタイヤに変更した」と話す。

「ランフラットは安全面において優れた性能があるが、Bクラスの場合は、アクティブに過ごすユーザーが多いので、スタッドレスに変えるなど、タイヤを交換するケースが多い」と廣澤さん。

そこで、「乗り心地や、経済面での維持費等を考えると、Bクラスにはノーマルタイヤの方が相応しいという結論に達したのだ。もちろんランフラットタイヤには利点もあるので、その性格に合ったクルマには採用を続けている」と語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【レンジローバー ヴェラール 新型試乗】ああ、紛うことなくレンジローバーだ…島崎七生人
  2. ニックネームは“赤いコスモ”、50年前に登場した2代目ロータリースポーツ【懐かしのカーカタログ】
  3. 狭い道! 制限1.3m、通れる車がなくなった都市計画?…東京都世田谷区
  4. 新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに日本上陸!…新型車ベスト5 2025年上期
  5. ついに「パジェロ」の名前が日本復活!? 三菱の新型SUV、デザイン&スペックを大予想!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る