【メルセデスベンツ Bクラス 改良新型】RIP SLYMEとの共演のわけ…方向性が似ている?

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メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎代表取締役社長(左)とRIP SLYMEのメンバー
メルセデス・ベンツ日本の上野金太郎代表取締役社長(左)とRIP SLYMEのメンバー 全 8 枚 拡大写真

フェイスリフトした新型メルセデスベンツ『Bクラス』は、コミュニケーション活動として、RIP SLYMEとコラボレーション。テレビCMに書き下ろし楽曲“この道を行こう”を採用し、新曲のプロモーションビデオを共同で製作するという。

なぜRIP SLYMEなのか。メルセデス・ベンツ日本商品企画マーケティング部商品企画2課マネージャーの廣澤臣哉さんによると、「RIP SLYMEの音楽性には、ちょっとした遊び心があったり、センスが高いことから、若い方に人気がある。そういったところは、Bクラスが目指しているところとすごく似ていたからだ」と説明する。

更に、「RIP SLYMEの年齢層も30代半ばなので、実際のオーナーとして彼らのように、ちょっとオシャレで格好良い方に乗ってもらいたいのだ」という。

また、「RIP SLYMEのメンバーは子供がいるので、良いパパというイメージがある。パパになったからチャイルドシートを付けて、3列のミニバンにしょうがないねと乗るのではなく、パパになっても自分はデザイン性があって格好良いクルマに乗りたい。更に、子供や奥さんのためを思って安全なクルマが良いという方にBクラスはぴったりだと思うのだ」と廣澤さんはRIP SLYMEとBクラスのイメージを重ね合わせる。

今回は、CM起用だけではなく、書き下ろし楽曲やプロモーションビデオも共同で作成する。廣澤さんは、「(通常よりも)もう一歩踏み込みたかったのだ。彼らのミュージックビデオでもコラボして、そこにBクラスが登場するし、楽曲も今あるものを使うのではなく、このクルマを見てもらって、このクルマをイメージしてもらって書き下ろしにすることで、RIP SLYMEとBクラスの親和性を持たせたかったのだ」と今回のコラボの目的を語った。

《内田俊一》

内田俊一

内田俊一(うちだしゅんいち) 日本自動車ジャーナリスト協会(AJAJ)会員 1966年生まれ。自動車関連のマーケティングリサーチ会社に18年間在籍し、先行開発、ユーザー調査に携わる。その後独立し、これまでの経験を活かしデザイン、マーケティング等の視点を中心に執筆。また、クラシックカーの分野も得意としている。保有車は車検切れのルノー25バカラとルノー10。

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